建築日記

S邸 屋根工事

2008年12月4日 

  
12月1日  瓦工事
防水紙の上に、瓦を取り付けるための木を打ち付けます。
ハシゴみたいに見えるのは『荷揚げ機』といって、
地上から屋根まで瓦を電動で運んでくれる機械です。一度に3束くらい運べます。

  
瓦を屋根の上に上げ、1束ずつ置いていきます。

   
瓦を1枚1枚並べて 釘で留めていきます。
屋根は 《うすい色:中間色》 を 《7:3》 の割合で混ぜて葺きました。

  


12月3日  シロアリ工事
床の下地になる材木や土台・柱に防蟻剤を散布します。 

柱は木材としては有名ブランドの『美作檜』を使っています。 

※ユートピアホームこだわりの柱(檜柱オール4寸角)
一般的な3.5寸角(10.5cm角)より、10年分太い4寸角(12cm角)でどっしりと。
一本の木から一本しか取れない芯持ち材は、垂直荷重に強くシロアリ・腐食にも強い!


ピアノ(200㌔前後)や蓄熱暖房機(300㌔)など、重たいものを置く予定の場所は
特に頑丈に。
上の写真も下の写真も、写真中央部分が特に頑丈に作ってあります。

   
小さな水たまりは、先ほど散布した防蟻剤が滴り落ちてできたもの。

よく見ると、柱(乾燥材)に切れ込みが入れてあります。
これは、乾燥材でもさらに乾燥が進むと不均一な割れが発生してしまうので、
先に四方に切れ込みを入れておいて、不均一に割れるのを極力防止するためです。